純粋なハチミツとは
ミツバチ達が花から花ミツを集め巣に持ち帰り、巣の中に貯蔵された物が、ハチミツです。
ミツバチは、花から花ミツを吸い出し、体の中にある蜜嚢というところに蓄え持ち帰ります。
巣に帰ると、係のミツバチに口移しでミツを渡します。
受け取ったミツバチは、六角形の巣房にミツを貯めていきます。
最初の花ミツはショ糖ですが、ミツバチの体内にある酵素の働きで、ブドウ糖と果糖に変化します。
巣箱の中のミツバチ達は、羽で風を送りハチミツの水分を飛ばし、ハチミツを濃縮していきます。
40%程度の濃度の花ミツが、糖濃度80%のハチミツへと熟成されていきます。
この巣房に貯蔵されたハチミツを、刷毛でミツバチを落とした巣を遠心分力に入れ、遠心力でハチミツを取り出します。
取り出したハチミツを微細なアミでこし、ビン詰めした物が「純粋なハチミツ」です。
脱色や脱香等の加熱処理も
ブドウ糖液や水飴等、一切の添加物も加えていません。
天然の純粋なハチミツには、多くの栄養素が入っています。
ブドウ糖と果糖で80%を占めますが、
・クエン酸などの有機酸
・アミラーゼなどの酵素類
・ビタミンB1や葉酸などのビタミン類
・アミノ酸20種類
・カルシウムなどのミネラル27種類
・ポリフェノールなどの各種抗酸化物
を含みます。
ハチミツは、
ブドウ糖と果糖という単糖類のため、消化の必要性がなく、体に負担なく摂取される優れたエネルギー源です。
そして、強い殺菌力を持っています。
そのため古くから、喉の炎症や火傷などの治療に広く利用されていました。
常温で保存出来ます。
白く結晶してもお召し上がり頂けますが、溶けた状態をお望みなら、湯煎して頂くと元に戻ります。
1 小鍋に皿を敷き、水のうちからビンごと入れて下さい。
2 お湯の温度が60℃以上にならない様に、注意して下さい。
ハチミツの温度が、40℃を超えてしまいますと、酵素類がだんだんと死滅してしまいます。
お気をつけ下さい。
3 ある程度の温かさを保ちながら、溶けていくのをお待ち下さい。
お召し上がり方
パンやパンケーキに直接適量を塗ってお召し上がり下さい。
牛乳やヨーグルト、スムージー等に加えても美味しくお召し上がり頂けます。